初めての一人暮らしに、改装可能賃貸をオススメする理由。

写真は、私がセルフリノベして住んでいた部屋のBoforeです。

初めての部屋は実は上記の物件ではなく、新築のピカピカ賃貸でした。両方を経験出来た自分だからこそ、自信をもって改装可能賃貸をオススメしたいと思い筆を取ります。

まず、本題に入る前に前提の整理から。初めての一人暮らしなので、10代から20代前半を想定しています。学生、もしくは新社会人ですね。親元を離れ新しい世界に不安と期待を膨らませる初めての自分の城。そういう場所にどういう物件が理想的か?そういう視点で書きます。


▼改装可能賃貸のメリット

・自分がやりたいことに部屋をあわせられる

・創作活動の拠点にすることができる

・トライ&エラーに気を使う必要がない

・改装を通して感性を養う事ができる

・インテリアのセンス、空間感覚が身につく

・生活力、暮らしの知恵が身につく

・飽きても気軽に部屋を変えられる

・自分に最適な住み方の練習台に最適

・賃料が安い場合が多い


製作活動に絞った書き方に見られるかもしれませんが、そうではありません。読書が好きであれば、本棚を自作して、本に囲まれた生活を。ファッションが好きであれば、一面のオープンクローゼットを。用途は自由です。やりたことを中心になんでも出来てしまうのが、一番の魅力だと思います。家にいる時間も好きなことなら四六時中没頭できる。そんな空間を作れるのが改装可能賃貸だと思います。住空間に何を求めるかは人それぞれですが、若い時はなんでもトライアンドエラーではないでしょうか。

※余談ですが、私は改装可能賃貸に住んでいるときに照明づくりにハマって没頭していた時期がありますw

最終的にマイホームの購入を考えている人にとっても、改装可能賃貸で暮らす時間は格好の実験の場に。住宅購入を練習することはなかなか出来ませんが、改装可能賃貸ならそれが可能です。ヘリンボーンのフローリングがいいなー、壁は漆喰にしよう。派手な色を一色壁に使いたいけどどんな感じに仕上がるかな・・・。そういったチャレンジも躊躇なくやることが出来ます。

あと、重要なのがコスト。私の場合は、改装可能賃貸に引っ越して家賃が下がり、広い空間を手に入れました。家賃は8万から5万8千円。広さは22平米から50平米へ。可処分所得が増える事で、その分自分と部屋に投資できる予算も増えます。

公平な視点を確保するためにも、デメリットについても触れたいと思います。


▼改装可能賃貸のデメリット

・建物全体が古い物件が多い

・水回りが古い場合が多い

・オートロックなどの設備が無い場合が多い


古さはある程度前提になってきます。セキュリティや最新設備が高い優先順位にある場合は正直向かないと思います。

いかがでしょうか。少しでもいいかも、やれそう。そう思ったあなたは改装可能賃貸に向いていると思います。住んでみると、今までの部屋は何だったんだと思うことばかり。一人暮らしを改装可能賃貸から始めて、自分だけの城を自分でつくるという選択肢はいかがでしょうか!?