久々に、セルフリノベーション関係の記事です。
いきなり話は飛んでしまいますが、最近「セルフリノベーション」で検索すると、Yahoo!でもGoogleでも自然検索で1位に表示されるようになりました。
実は、「セルフリノベーション」1位狙ってました。ニッチなキーワードだったので、サイトを続けていれば、必ず達成出来るという確信もありました。SEOで意識した点については、また別のエントリーで取り上げたいと思います。
セルフリノベーションの「お金」
今回のエントリーでは、セルフリノベーション賃貸に住む前と住んだ後の暮らしの変化を「お金」という視点で整理したいと思います。費用対効果はどうか?って感じです。
結論!セルフリノベーション物件の方が圧倒的にお得です!
まずは、実費の整理。セルフリノベーションをするのにいくらかかったのかについては、別のエントリーに記載しておりますが、ざっくり以下の通りです。※参照記事:セルフリノベーションを成功させるための5つのポイント
約¥362,500
【初期投資】合計約 ¥300,000
・材料費、工具代、運搬費:約15〜20万円
(フローリング、下地材、木材、ペンキ、フロアタイル、工具一式、レンタカー代)
・ゴミ捨て代:約3万円
・電気工事代:約2万円
・その他雑費:約2万円
【その後のプチ改修】 合計約 ¥62,500
※PJ=プロジェクト
▼壁をギャラリー風に変えようPJ
約¥1,000 (木材、くぎ等)
▼押入をワードローブにしようPJ
約¥4,000 (丸棒、金具、ペンキ等)
▼余った素材でテーブルを作ろうPJ
約¥2,000 (L字金物、ネジ等)
▼押入を棚にしてみたPJ
約¥10,000 (木材、L字金物等)
▼棚にした押入を塗装してみたPJ
約¥10,000 (ペンキ)
▼天井と壁の間にディスプレイ型ハンガー掛け!? PJ
約¥500 (木材、長ねじ)
▼テレビ台を作ろうPJ
約¥20,000 (木材、ワックス、金具、ワイヤー、釘、ネジ等)
▼アイランドキッチンを作ろうPJ
約¥15,000 (木材、ねじ、クリア、ペンキ)
今の環境を作るのに、これだけの金額がかかりました。こちらを前提に、セルフリノベーション賃貸に引っ越す前と後での「お金」の比較をしてみたいと思います。
「お金」と「暮らし」のBefore After
それでは、実際に経済的にはどのような変化があったのでしょうか?セルフリノベーションの費用対効果という意味で、「暮らし」の変化も交えながら整理していきます。
【引っ越す前】
月額¥96,000 年間¥1,152,000
設備が充実している分、電気代が高かったです。無駄にIHヒーターでしたし。ガス代については、浴室乾燥機を使用する際に発生していました。
家賃:¥82,000
水道代:¥4,000
電気代:¥7,000
ガス代:¥3,000
・立地:JR総武線両国駅 徒歩15分
・通勤時間:ドアtoドア 約40分
・面積:22㎡
・物件のスペック
-2階
-オートロック
-大通り沿い
-バス、トイレ別(ウォシュレット完備)
-全自動湯沸かし機
-浴室乾燥機付き
-周辺環境:ドラッグストア徒歩3分 スーパー徒歩5分
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【セルフリノベーション物件】
月額¥69,000 年間¥1,052,500
※電気代は前の物件よりも抑えられました。設備が古い分、高出力の機器がないためかと思われます。また、契約の際に、20Aと10Aの電圧を選べたのですが、低い方を選択したのも影響していると思います。お風呂がバランス釜ですので、ガス代は若干高くなっています。
リノベ代:¥362,500
家賃:¥58,000
水道代:¥3,000
電気代:¥4,000
ガス代:¥4,000
・立地:相鉄線天王町駅徒歩5分
・通勤時間:ドアtoドア約1時間20分
・面積:48㎡
・物件のスペック
-6階
-築40年
-商店街沿い
-バス、トイレ別
-バランス釜
-周辺環境:イオン徒歩5分 市場徒歩5分 横浜駅チャリ10分
年間で、約¥100,000円ほど、セルフリノベーション物件が安い計算になりました!初年度は、¥100,000だけですが、初期投資が無い分2年目からはさらに金銭的にセルフリノベーション物件が格安になる計算です。
2年目以降の比較
※水道代、電気代、ガス代等込みの概算
▼引っ越す前の賃貸
月額¥96,000 年間¥1,152,000
▼セルフリノベーション賃貸
月額¥69,000 年間¥828,000
その差額、¥324,000
2年目以降は、年間¥324,000も以前の物件に比べて節約できる計算です。住環境も自分の好きに出来て、金額もこれだけお得。セルフリノベーションの魅力、分かっていただけましたでしょうか?w
※ただし、こちらは水回りの改修をしなかった場合の金額です。
金銭的にも、環境的にもお得!しかし、あきらめなければならない事…
それはズバリ、以下の3点です。私が知る限り、以下の3点をクリアする物件を探すのは至難の業です。※もし出会ったら即契約してください。
・都内の好立地
・水回りの奇麗さ
・マンションの築年数
都心でセルフリノベーション可能な物件もありますが、まず家賃は軽く¥100,000を越えてきます。それ以内だったとしても、狭い事は必至です。
上記3点で、リノベーションで解決できるのは水回りです。古い物件はお風呂がバランス釜だったり、トイレが和式だったりする事が多いのですが、水回りの奇麗さが条件として必須の人は、バス・トイレを改修する事で解決出来ます。
賃貸で水回り改修するなら中古マンション買っちゃうかも…
ただし、費用は最低でも¥500,000はかかると思った方がいいですね。そうなると、セルフリノベーション賃貸に住む金銭的なメリットがかなり薄れてしまいます。私の計算だと、月額費用の面でお得になるのは、住み始めて3年目からになります。
ここまでするのであれば、中古マンション買っちゃいますね。賃貸のセルフリノベーション。一見、初期投資があるので割高に感じてしまいがちですが、良い物件を見つけ、水周りと上手く付き合う事が出来れば、2年スパンで考えたときに金銭的にかなりお得に住む事が出来ます。
自由な暮らし、金銭的なメリットみ魅力を感じた方は是非!セルフリノベーションにチャレンジしてみてください!