新しさと古さで深まるカオス「渋谷駅南口リボーン」

最近の渋谷は、行くたびに様子が変わり何がどこに有るのか分からなくなるほどです。特に南口周辺の再開発は目まぐるしく、大きなビルがニョキニョキ増殖中。

その中でも、最近オープンして話題になったのが、東急電鉄グループが手がける「渋谷ストリーム-SHIBUYA STREAM-」。比較的地味な印象だった南口ですが、渋谷の新たな顔として変貌を遂げつつあります。


渋谷ストリーム

https://shibuyastream.jp/

ホテル、ショップ、飲食店、オフィスが入居する複合ビルです。渋谷川沿いも合わせて再開発され、オープンテラスがある明るい雰囲気にリニューアルされています。

  


学生の頃、このあたりはインターン先への通勤路だったため、毎日通っていました。久しぶりに行ってみると、渋谷川を挟んで新旧がすっぱり別れ、そのコントラストがとても東京らしと感じました。全部新しくても無味乾燥でつまらない。カオスであることは魅力的です。

急東急東横線ホームの名残です。いつしかそうだった事も忘れられていくことでしょう。

渋谷川を挟んで新旧が混在する街。新たな人の流れができて、街の新陳代謝が活性化すると、古い街も元気になる。そんな開発の形が理想的だと思います。

 振り返るとそびえ立つビル群。奥のビルも建設中で街はまだまだ変わって行きます。

渋谷川沿いに、新しい店が軒を連ね人の流れを生み出します。

この再開発いったいいつまで続くのか?2019年に2つビルが竣工し、2027年の渋谷スクランブルスクエアの開業が仕上げです。しばらく変化は止まりません。どんどん新しく、そして古さと交わりますますカオスに。今後も渋谷の変化を楽しみにしたいと思います。

出典:東急電鉄開発情報サイト