長年(5年)使い続けていたPCが突如起動しなくなってしまい、これを機に新調しました。バックアップを取らなきゃ・・・と思っていた矢先だったので、絶望しましたが、断捨離と言い聞かせ逆にスッキリ。
データは失いましたが、作業環境が最新にアップデートされたのでこれからもガンガン更新していきます
「空き家再で食べていくvol2」に参加してきました
空き家再生について、深く学びたい!ということで、何かいい機会は無いか?と探していたところ見つけました。
鎌倉を拠点に、建築やまちづくり、空き家再生に取り組むエンジョイワークスさんのイベントです。
ENJOY WORKS
https://enjoyworks.jp
空き家再生で食べていく vol2
https://www.facebook.com/events/394843784627591/
エンジョイワークスが手がける空き家再生プロデューサー育成事業の一環で、育成プログラムの参加者が、自身が取り組む再生事業についてプレゼン。イベント参加者もプロデューサーになったつもりで、再生事業にワークショップ形式で取り組む、実践的な要素の多いイベントでした。
空き家再生は「想いの実現」と「持続可能性」との戦い
これが今回得た一番の学びです。
空き家再生というと、社会貢献、地域活性といった「善」のイメージが少なからずあるのではないでしょうか。このイベントを経て、実態はシビアに持続性、収益性が求められる高難易度の事業開発だと知りました。
そもそもの再生を通して何を実現したいか?地域にとってどういう存在になりたいのか?といったビジョンは大前提として、それだけでは到底続けられないという事です。
・「好き」や「情熱」を大事に
・ヒト×モノ×カネの調達を現実的なプランに落とし込む
・建物が根ざす地域性を理解する
・地域を巻き込む、溶け込む
・自分の考えを前提としない、多様な立場があるということを理解する
特にお店や宿泊施設として利活用する場合、経営的なセンスと経験が必要になると実感しました。上記ばかりに囚われて、やりたいことが実現できなくなることは本末転倒ですが、無知ではいられない現実です。
「地元の老人はこのプランじゃ誰も行かない」
これは、一緒にグループワークで議論した、60代くらいの女性にズバッと言われた事です。
地域の特性や、平日・休日の人の動きは?どういう人たちが住んでいるか?具体的に人の顔が思い浮かぶくらいまで知って始めて、その地域における最適な形が見えてくるのだという気づきです。実際、グループワークの題材になっていたのは、館山の高齢化が進む地域で、サイクリスト向けの宿泊施設兼交流施設を成功させるには?というものでした。
その女性には、高齢者としての体験や実感がベースになっていて、自分にはその視点はない。自分のやりたい事はブラさずに、バランスをどうとっていくかが非常に難しいし、楽しい部分だと感じました。実際に多様な立場の参加者と意見を交わせて、良い経験でした。
次回があれば、きっとまた参加します!
空き家再生プロデューサー育成プログラムに参加たい気持ちでいっぱいになりましたが、平日フルタイムでのプログラムのため、断念。興味がある方はぜひ!
空き家再生プロデューサー育成プログラム