妥協しない賃貸探しのススメ(ハード系)

これまで、4回引っ越しをしました。そのうち大失敗が最初の1回。

はじめての物件探しは正直ナメきってました。我ながらイカれていたとしか思えませんが内覧もせずにGoogleストリートビューで外観を見ただけで契約。結果、なんの愛着も湧かないただの箱に2年間住む事になりました。

その経験から決意したことが「物件探しは絶対に妥協しない」です。以後の3回は満足の行く物件に出会え、「家探しは得意」と自信を持って言えるようになりました。ノウハウという程のものでは無いですが、今回は私のやり方を紹介したいと思います。ポイントは大きく2点だけです。

※注意
この探し方は結構時間がかかる前提なので、急ぎの場合は合わないと思います。

CREATIVE HIKING的「妥協しない賃貸探しのススメ」

① 街の不動産屋では探さない、希望物件の内覧だけで利用する
② 条件は「理想の条件」で探す、あきらめない
└ 複数のポータルサイトで探す
└ 各アプリの条件保存を利用し、毎日新着物件情報をチェックする

街の不動産屋では探さない、希望物件の内覧で利用する

これは、自分の判断力を正常に保つためというのが大きいです。

「こんないい物件他に無いですよ」
「今決めないとすぐ申し込み入っちゃいますよ」
「掘り出し物なのですが・・・」

・冷静に判断したい
こんなことを言われた経験がある方は多いのでは無いでしょうか?私はこういうことを言われると簡単にぐらついてしまう意志の弱い人間なので、できるだけ冷静に判断できる状況下に自分を置くため不動産屋で物件候補を出してもらうのを控えています。

・可能性を狭めたくない
また、街の不動産屋で物件を紹介してもらうと選択肢の母数が限られるので、理想の条件に当てはまる物件に出会える可能性も低くなります。もちろんその地域に強かったり、親身になって、バチッとハマる物件を紹介してくれる不動産屋さんも大勢いるとは思います。

・借主は情報弱者という前提に立つ
不動産屋さんも商売ですし、歩合給のところが多いです。自社で管理している物件を紹介することで、家主と借主双方から仲介手数料を得ることができるため、経済合理性で考えると、「不動産会社が紹介したい物件」というのがどうしても出てきてしまいます。紹介したい物件=希望の物件であれば、双方ハッピーなのですが、基本的には借主が情報弱者のケースが大半なので、疑い深く卑しい私はすんなり提案を受け入れられません。

条件は「理想の条件」で探す、あきらめない

もちろん、賃料5万、100平米なんて条件で探しても1件もヒットしませんので、現実的な範囲内のお話です。自分が希望する条件のできるだけ理想的なものをまずは定義します。ここは妥協しません。例えば、以下のような条件です。

・賃料:10万以内
・間取:2LDK50平米以上
・駅徒歩:5分以内
・築年数:20年以内
・方角:南向き
・設備:バス・トイレ別、独立洗面台
・その他:2階以上、バルコニー


特に賃料や、立地は妥協しがちなポイントですが、賃料は毎月のことなので年間に治すと5000円違うだけでも相当なインパクトです。立地はさらに毎日のことになるので、ここで妥協すると2年後また引っ越しという結果に繋がり初期費用貧乏になってしまいます。なので特に妥協出来ないポイントです。

・複数のポータルサイトで探す
そんな理想の条件で検索したら、全然ヒットしなくないか?という疑問が湧いてきます。なので、妥協したくない場合は複数のポータルサイトを利用することをおすすめします。実は、ポータルサイト毎に掲載されている物件が異なる場合が多く、トータルで見るとそれなりの物件数をHITさせることができます。
※不動産会社は集客のためポータルサイトに物件を掲載します。多くは掲載料もしくは問い合わせor申込ベースの成果報酬です。そのため、どのポータルに掲載するかは不動産屋の方針や裁量によります。

<私が活用しているポータルサイト>
・SUUMO
・at home
・HOME'S
・Yahoo!不動産
・R-STORE
・goodroom

・ポータルサイトのアプリ「条件保存」をフル活用、毎日チェック
理想の条件が決まったら、あとはその条件に当てはまる物件をデイリーでひたすら追いかけるだけです。人気物件は掲載されてすぐに申し込みが入ってしまうため、物件探しをする期間は毎日チェックが鉄則です。

そんな物件探しの便利なツールが各ポータルが出しているアプリです。どのアプリにも「条件保存」機能がついているので、条件を登録したらあとは1日数回チェックするだけ。私は1ヶ月半くらいで希望条件以上の物件をGETすることができました。毎日続ける根気が必要な作業です。

よく使う不動産アプリ一覧
SUUMOは保存した条件の中での新着物件が表示されます
at homeはご覧のようなユーザーインターフェイス
こちらはHOME’S
条件の新着物件通知機能があります

長々と書いてしまいましたが、改めて、まとめとしてはシンプルに以下です。
根気とある程度の期間は必要になってしまいますが、かなり高い確率で理想の物件に出会えるので、ぜひお試しください!

「妥協しない賃貸探し」まとめ

① 街の不動産屋では探さない、希望物件の内覧だけで利用する
② 条件は「理想の条件」で探す、あきらめない
└ 複数のポータルサイトで探す
└ 各アプリの条件保存を利用し、毎日新着物件情報をチェックする