『人生を3つの単語で表すとしたら』一倉 宏

大学時代に出会った本で、
久しぶりに自分の本棚から引っ張り出してきました。
※サイトのネタに…困っているわけでは…あ、ありませんよ!

ichikura※写真はamazonより。
コピーライターの一倉宏さんのショートエッセイ集です。人生を3つの言葉で表すとしたら…。なんだか胸がざわざわっと動いたのを覚えています。

人が死ぬときに、側にある大切な物って案外3つくらいなのかなーと。全ては手に入れられないし、手に入れようとすると、何も手に入らない。そんなような事もこの本のタイトルからは感じ取れます。その3つには、実はもう出会っているのかもしれません。今この瞬間を精一杯生きる事。

私がこのエッセイ集の中で一番大好きなのは、『彼女のための収穫』というタイトルのエッセイです。大切な人の事を思い出して、とても心が温かくなります。