セルフリノベーション可物件を選ぶ時におさえたい6つのポイント

今回は、「物件探し」についてフォーカスしたいと思います。最近では、改装自由な賃貸もどんどん増えていて、おそらく、「改装が出来る」物件を探すのにそこまで苦労はしないと思います。

しかし!

単に改装が出来るだけでは不十分だと私は考えます。改装できるのは大前提であって、忘れてならないのは、自分だけの快適な住まいを手に入れる事が目的だという事なのです。その目的をいかにスムーズに達成する事ができるか?それが、物件を選ぶ際に重要になるポイントでは無いでしょうか?

以下、自分の失敗も含め、経験を元に書いています。

物件選びの6つのポイント

1:周りの環境をあきらめない

2:しっかりした建物

3:自由度の高い間取り

4:マンションの他の住人も改装して住んでいる物件

5:最上階は避ける

6:近くに大きめのホームセンター

1:周りの環境をあきらめない

物件ありきで決めない

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これは、本当に大切な事だと思います。今までの物件探しを思い出してみてください。¥こんな事を考えて選んできたはずです。

・駅から近いか?

・近くにスーパー、コンビニはあるか?

・商店街があったらいいなぁ

・好きな街に住みたいなぁ

セルフリノベーション物件を探すときに陥りがちなのが、こういった、今まで大切にしてきた条件を度返しにして、物件ありきで決めてしまう事です。住まいは、最低でも2年、自分で改装した物件ならもっと長く住む事になるはずですので、こういった自分の住環境に対する「ツボ」は絶対に抑えてください。物件を選ぶ事は、快適な住まいを手に入れる際にとても重要な事だと思います。

ちなみに、私が選んだ物件の立地条件は、

・駅徒歩3分

・商店街隣接

・大好きな横浜に近い

・近くに大型スーパー

・・・まさに理想的な条件。

あきらめずに探せば、絶対にそういった物件は眠っているので、粘り強く探し続けてください!

2:しっかりした建物

鉄筋コンクリート造を選ぼう

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ちょっと抽象的な表現ですみません。セルフリノベーション可能な賃貸物件となると、ある程度、築年数が経過した物件が多くなります。ここばかりは、割り切って探すしか無いポイントだと思います。

物件探しをしていた時に感じた事なのですが、築浅物件と、セルフリノベーション物件は完全に市場が別れているのではないだろうか?と言う事です。

需要や供給先もおそらく異なりますので、セルフリノベーション賃貸として築浅物件がでてくる事は、まず無いと思います。と、前置きが長くなってしまいましたが、ズバリ「鉄筋コンクリート造」のマンションを選ぶ事をおすすめします。理由としては、建物の構造は自分の力ではどうしようも出来ないからです。

なので、出来るだけ丈夫でしっかりした物件を選んだ方が、後々、雨漏りや、建物自体の傾きなど建物のトラブルに合わずにすみます。特に、木造のアパートなんかは、いくらセルフリノベーション出来るからといって私であれば、選ぶ事はありません。あと、欲を言えば、水回りだけリノベーションされた物件があれば、とてもラッキーだと思います。こちらも、自分の力で改装するのはとても大変ですし、専門知識が必要とされる分野になります。古いマンションの大半は、お風呂場がバランス釜であったり、実用性に関して慣れが必要な部分もありますので,それらを許容する覚悟は必要かと思います。

3:自由度の高い間取り

広々ワンルームを目指そう

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ここは、個人の好みの問題もあるので、他の項目よりも優先度はかなり低めです。私の考えとしては、せっかくセルフリノベーションをするのであれば、通常の賃貸では実現し得ないような空間にした方が良いと考えています。それが、ダイナミックな広々ワンルームだと私は思います。

2つの部屋の壁を取っ払い、1部屋にするだけで、広々とした空間が出来上がります。40平米以上のワンルームなんて、一部の高級住宅地や人気エリアを除いては存在し得ないのではないでしょうか?

書きながらふと思ったのですが、おそらくその理由は、貸し手にそんな物件を作るメリットが無いからだと思います。

広いワンルームになるとその分賃料も上がり、よほどの人気エリアでも無い限り借り手はつきません。ですから、日本の賃貸のほとんどが20平米前後で家賃も手頃な貸しやすい間取りになっているのではないでしょうか?そんな、賃貸物件の窮屈さをぶっ壊しちまえるのが、セルフリノベーションの魅力だと私は考えています。

ですから、物件を選ぶ際は、ワンルームにする事を目指して壁の中に構造物が無いかどうかを管理会社に確認してください。単なる、仕切りとしての壁であれば、取っ払ってしまっても構造上問題は無いはずですので、管理会社からもOKが出るはずです。

4:マンションの他の住民も改装して住んでいる物件

セルフリノベーションに対する理解

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ここは、意外と重要な点だと思います。セルフリノベーションをやるという事は自分だけの問題でなく、同じマンションや近隣住民を巻き込むという事を念頭に置いた方が良いと思います。

以前こちらの記事でも書きましたが、騒音のケアはセルフリノベーションにおいては外してはならない項目です。

周りの住民も自分の部屋をセルフリノベーションして住んでいる物件であれば、騒音に対する理解のハードルはある程度下がってきます。(かといって、ケアをないがしろにして良いという訳ではありません)

私が住んでいる物件は、すべてと言う訳ではありませんが、何部屋か同じようにして住まわれている方がいらっしゃるようでした。さらに運がいい事に、おとなりさんは、現役の左官屋さんw入居の挨拶の時にその事を知り、顔を見るたびに何かと声をかけて頂きました。

結論としては、近隣の方の理解があろうが無かろうが、事前の通知と、工期短縮の努力をする事が大切です。

5:最上階は避ける

最上階の1階下がおすすめ
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これは、管理会社の担当者さんに聞いたお話なのですが、古い物件になると、断熱の関係で最上階の環境が悪い場合があるとの事です。

普通は、最上階というと眺めも良いし、上の階に住人が居ないため、足音なども気にならないため、良い印象しか無いのですが、こと、古い物件については状況は違うようです。

夏は、直射日光を受け、室内にまでその熱が伝わり、冬は断熱が弱いために部屋の中が寒くなってしまいます。ただし、建物によって状況は異なると思いますので,管理会社に直接問い合わせてアドバイスをもらうのが良いと思います。ある程度、高いマンションの場合,眺望は1つのポイントになるかと思いますので、最上階の1階したの部屋が空いていればそちらをおすすめします。

 6:近くに大きめのホームセンター

セルフリノベーションのスピード感が全然違う

唐突なのですが、こんなにセルフリノベーションについて偉そうに書いている私は完全なるド素人です。ですので、材料の読みが甘あまく、「あ、木材が足りない!」「あ、ここはあの部品が必要だった…」なんて事が良くありました。

そんなときに重宝したのがホームセンターです。私の場合は、本当にラッキーで家から徒歩圏内にホームセンターがありましたので、そういった事がある度にすぐ調達する事が出来ました。

また、ホームセンターをうろうろしていると、すっと、アイデアが浮かんでくる事もあり、セルフリノベーション期間は良く通いつめていました。

ただし、近くにホームセンターがある事を必須条件にしてしまうと、かなり物件が限られてくるため、優先度は低めです。事前の計画を入念に立てて、資材を調達すれば、近くにホームセンターが無い事の不便さは容易に防げます。感情のおもむくままに進めたい!という方は近くにホームセンターがあった方が便利ですね。

以上でございます!物件選びの参考になると幸いです。このポイントもおさえた方がいい!といったものがありましたらぜひ教えてください!それでは、また。