会社の名刺が変わった、と思ったらLIMEX製に!

 

写真は名刺ではなく、同じLIMEX製のフラワーボックスです。購入した時は生花がびっしり入っていたのですが枯れてしまいました。

先日会社で名刺を発注したところ、これまでとは材質が違う事に気が付きました。もしや・・・と思って箱を確認すると、やっぱりLIMEXでした!以前から注目していた新素材です。


LIMEXとは?

https://tb-m.com/limex/

株式会社TBMが開発し特許を取得している新素材です。石灰石を主原料としており、紙やプラスチックなどの代替になる素材として注目されています。

 

石灰石だと何が良いのか?

TBMのサイトでも記載されていますが、

①資源が無尽蔵:石灰石はほぼ地球に無尽蔵に埋蔵されている

(日本ですら100%自給可能だそうです)

②水をほぼ使うことなく紙やプラスチック代替製品が製造可能

③水を使わないため、乾燥地帯での製造も可能、場所を選ばない

④耐水性・高耐久

⑤アップサイクル※が可能

※アップサイクル:従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すこと(アートスケープ用語辞典)

出典:LIMEX WEBサイトより


 

名刺一箱100枚で10リットルの水を節約できるとのこと。紙というと、原料である木材に目が行きがちですが、こんなにも沢山の水を利用して作られているのですね。それがLIMEXだとほぼ不要になり、上記の様な付加価値があると・・・。

 

また、別の視点で見ると、昨年急激に問題意識が高まった「マイクロプラスチック」問題をも解決し得る可能性を秘めていると感じました。企業が石油由来のプラスチック素材の採用を次々とやめ、生分解性※のLIMEXを採用していけば、性悪説で仮に人々の行動が変わらなかったとしても、地球環境にとっては非常にプラスになります。

※出典:TBMが新たに生分解性のLIMEXを検討開始(PR TIMES)

 

性悪説で考えるのはなんか気持ち悪いが、環境問題にとってはそうあるべき?

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個人的な考えですが、便利になった今の世の中、不便な方向に行動を変えていくのは相当なパワーと意識改革が必要です。それが出来て、なおかつ徹底できる人は、環境活動家などほんの一握りの人たちなのでしょうか?意識は変えて行くべきですが、現実問題として。

 

もちろん徹底度合いで、僕ら一般人にもできることは沢山あります。例えば、ゴミの分別は基本として、最近では「エシカル消費」という言葉も注目されるようになりました。環境や人権、地域に配慮して作られた製品を消費することで、世界で起こる環境問題や貧困などの社会問題に貢献しようという消費行動の考え方です(消費者庁WEBサイト)。

 

この考え方に基づき、エシカル製品でないと売れない世の中が世界中に広がれば、世の中は少しづつですが良い方向に進んで行くと思います。

 

ただ、発展途上国では、そうは行きません。エシカルな製品は丁寧に作られているからこそ製造コストも高く、スケールさせることは容易ではありません。むしろこれから消費行動の成長を担っていくのは途上国。ここにこそ必要な考え方ですが現実的ではありません。

 

そこで、原料からそもそも環境負荷の少ない、例えばLIMEXのようなものに変えてしまい、製造コストを下げて消費行動に耐えられるようにすれば良いのではないか?というのが僕の考えです。意識しなくても環境負荷の低い消費。消費者にとっては「無意識」の中に、環境性能を盛り込んで行くという考え方です。

 

LIMEXであれば、大量の水が不要なので、干ばつ地帯や内地にも工場が作れるはずですし、容器や紙などは製造業の要になるので、経済成長にとってもプラスになります。原料もほぼ自給が可能で木も切り倒さなくて済む、いいことづくめです。

 

これらを実現するには、僕には思いおよばない課題がまだまだ沢山あるのだと思いますが、一素人の自分でもこれだけ可能性を想像できるポテンシャル満載の新素材であることには間違いありません。 それが日本の企業から生まれたことは日本の希望でもあると感じました。

 

これからもLIMEXの動向は追っかけていきたいと思います。