あほらしさの中に光る人間ドラマと情景

※画像:「レキシ」オフィシャルサイトより

最近感動した音楽の話。それはとにかくあほらしくて、あほらしいのに、壮大な人間ドラマがあって、油断して聴いていると、思わずウルッと来てしまいます。

レキシの「狩りから稲作へ」という曲です。レキシとは元SUPER BUTTER DOGのキーボード池田貴史のソロプロジェクトです。

■レキシオフィシャルサイト
http://www.laughin.co.jp/ikechan/top/

日本の 歴史上の出来事を音楽にして歌詞をのせているのですが、聴いているとまるで頭の中にその当時の情景が浮かんでくるようです。日本史というと、年号や、人物の名前、など文章の記述に過ぎなかったのですが、レキシのこの曲を聴いて、あ〜、日本史は壮大な人間ドラマの記録なんだなーと、感じました。

大学受験の時にこの曲に出会っていれば、もっと日本史が好きになっていたかもしれません。日本史を人間ドラマととらえ、情緒豊かな歌詞にした、池田貴史さんのセンスに、ハゲ散らかるほど脱帽です。