海外オーディション番組が熱い『the Voice』

久しぶりのMusic&Fashionカテゴリへの投稿です。the Voiceという海外のオーディション番組をご存知でしょうか?説明するよりもご覧頂いた方が良いので、動画を以下に掲載します。

※Youtube BBCより

youtubeで見つけたのですが、無限に見続けてしまう中毒性の高い番組となっております。スーザン・ボイルも真っ青なスーパー素人達が沢山登場します。

■the Voice オフィシャルサイト

見る人の感情を激しく揺さぶる仕組み

一番の特徴はその審査方法です。審査員だけが、オーディション参加者に背を向けて、見た目のルックスや、肌の色等関係なく、純粋に歌唱力だけで、良いと思った参加者を「I want you」ボタンで獲得していきます。

【すごいと思った仕組み】
・ブラインドオーディション(公平性・完全実力勝負)
・参加者の家族が見守る構図(感情移入)
・みんなただの素人(ギャップ)
・トーナメント制(スター発掘・夢がある)

なんだか、水戸黄門みたいだなと思いましたw変なじいさんが、実はすごい偉い人で、最後にはその圧倒的権力の前に、誰もがひれ伏す。歌い始める前までは、審査員・観客含め「こいつは何者?」と言う感じなのですが、数分後にはすっかり虜になってしまっているのです。

家族に見守られながら、素人が夢の舞台で輝きを放ち、多くの感動を呼び、実力がその道のプロに評価される。水が一瞬で沸騰するような、急激な感情の動きを覚えます。ここが一番のポイントではないでしょうか。

the Voiceはブラインドオーディションという仕組みを軸に、感情の「沸点」を沢山作りだす「仕組みの構築」に成功したため、全世界で人気の番組になる事が出来たのだと思います。

また、私は『the Voice』から従来のオーディション番組や、音楽番組への問題提起的な要素も感じました。「歌唱力がある人を徹底的にフォーカスする」そういった制作者の気概を感じる事が出来る番組だと私は思います。

気になる方は、Youtubeで見れますので是非ご覧下さい!