不動産ソーシャルサイト「Livingo」

面白いサイトを見つけたので紹介します。不動産のプロとユーザーをつなげるSNSサービスです。

Livingo https://www.livingo.jp 

今まで、不動産サービスというと、不動産の取引は、不動産屋さんに建築、設計は工務店に内装、インテリアはインテリアショップに建築後のメンテナンスは住宅診断士にと行った具合にそれぞれの専門家に個別に相談しなければならないのですが、Livingo上では上記の専門家が登録されており、ユーザーは、上記の相談をLivingo上で完結できます。

また、ユーザーはLivingoを利用する毎に、ポイントを得る事ができ、1ポイント1円としてサイト上に登録する事業者と取引をする際に、利用する事が出来ます。

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『家』に関する様々なニーズをLivingoというプラットフォームを介して事業者とユーザーが直接やり取りできるという点が、不動産業界においては画期的だと感じました。

一般的に商習慣や業界の仕組みなど、「古い」と言われている業界なので、こういう先進的な取り組みをどんどん進める事業者が沢山出てくると、もっと面白い事になると思います。

私はこう思った

とても良いサービスだと思うので、もっと自分ならこうするというものをだーっと考えてみました。運営の方、もしご覧になれていたら、素人の戯れ言として流して下さいw

・コンセプト、対象を絞る

不動産全てとすると広いので、賃貸、中古マンション、注文住宅、メンテナンスとジャンルを分けて入り口を分かりやすくする。それぞれのニーズ、必要な項目、専門知識も異なると思われるので。

・賃貸は外す?

不動産に関する深い知識や、悩みを解決したいというニーズはLivingoでなくても達成できると考えられるため、賃貸をカテゴリに入れるよりも、あえて外す事で、ユーザーが情報を探し易くなると考えられる。
※賃貸の場合不動産ポータルで多くの物件から探した方がユーザー的には利便性が高いのではないのか。

・SNSというよりQAサイトとしての側面を強める

ユーザーからの相談はある程度共通する部分もあると考えられます。なのでそのQAをサイト上で公開し、整理してコンテンツ化する事で、情報量は圧倒的に増えると思います。

また、専門家も同じような質問に何度も応える必要も無くなり、良い回答に対しては、その専門家のサイト内での権威も上がるため競争意識もうまれ活性化するのではと考えました。

・専門家のマイページを充実させる

オンライン上でのやり取りから始まるため、信頼関係を醸成するのは相当難しいと感じました。一生に一度の買い物になる人がほとんどなので、なおさらだと思います。もっと、専門家を権威付けできるような情報の充実を図る入力情報を増やした方が良いと感じました。

ホント好き勝手書いてすみません。仕事を発注する前提にしてしまうと、SNSという形式は少しライト過ぎるため、QAサイトというフレームにして、専門家とユーザーが交流を図る事を前提とすれば、もっとサイト内の情報のやり取りが活性化すると感じました。実際の発注へのブリッジはもう1アイデアいりそうですが、ちょっとぱっと思いつかなかったのでまたの機会に言及したいと思います。

不動産に関する新しい取り組みなので、どんどんPDCAを回して盛り上がっていって欲しいです!!