ボトルに手紙を入れて海に流す

想いを込めたメッセージをボトルにつめて海に流す。すると、何年後かに遠く離れた誰かが拾ってくれて、そこからすてきな物語が始まる。

なんて、なかなか映画でしか起こりえない話ですが、WEBではそれがわりと起こるという事を先日実感いたしました。しかもかなりスピーディーに。

僕は、セルフリノベーションの情報を中心にサイトに記事を投稿していますが、最近僕のサイトをご覧頂いた方からご連絡いただき、セルフリノベーションの話について取材を受けました。サイトを続けていて本当に良かったと思いました。

情報が情報を呼ぶ

情報を発信する事で、その情報に共鳴する人とのコンタクトが生まれ、その情報についてより深い情報を得る事が出来る。情報を発信する事は、自分という枠をはみ出す第一歩なんだと感じました。自分の中には無い視点を沢山頂き、本当にためになりました。ちなみに、今回僕を取材いただいたのは、117Designを主催されている飯名さんです。(飯名さんありがとうございました!)個人がセルフリノベーションを実践する際のプロセスについて研究されています。

※117DesignさんのFacebookページ
https://www.facebook.com/117Design

<取材の備忘録>
・借り主のリテラシー、大家さんのリテラシーをそれぞれ高める必要がある。
・不動産言語を越える価値をどう理解してもらうか。
・2DK →1Rは価値の低下ではない。
・この部分の価値観のシフトを起こすための仕組みが必要。

不動産言語という視点は、自分だけでは到底至らぬ部分でした。(例えば、2DKや、1Rといった用語)セルフリノベーションを行う事で、2DKを1Rにした場合、不動産言語上の価値はかなり下がってしまうそうです。ですので、物件を資産としてとらえている大家さんからはセルフリノベーションを敬遠されがちです。

しかし、実質的にはセルフリノベーションをする事で、住み心地は向上しますし、物件も奇麗になります。センスの良い方が住めば物件の価値は下がるどころか格段に向上するのです。このギャップを埋めるアイディアにこそ、「改修可能賃貸」を日本中に広めるヒントがあるのではないか?と、話をしていてめっちゃ興奮しました。取材を受ける立場だったのに、多くの情報を頂いて本当に勉強になりました。

これからも、自分を深め、出会いを大切に。情報を頂くだけではなく、自分からも何か提供できるように日々精進して行きたいと思います。