改装可能賃貸の普及にマーケティング理論 その1「キャズム」

最近マーケティングの入門書を読んでいるのですが、社会人7年目にしてようやく「???」の字面だけ追っている状態から「?!?」と、ちょっと分かる部分が出てくるまでになってきました。

今読んでいる本が図解でとっても分かりやすいので、別途機会を設けて紹介させていただきます。少しでも分かる気になっているうちに、マーケティング論を「改装可能賃貸の普及」とかけまして、考えてみたいと思います。

改装可能賃貸にとっての「キャズム」

新しい考え方や製品を積極的に受け入れる「初期採用者」と、そうではない「多数派」の間にある溝を「キャズム」と呼ぶそうです。溝という一言で表していますが、そこには、態度の差、文化の差、職業や生活リズムの差等表面化していない様々な違いもあると思われます。

それを乗り越えた時、イノベーションは、広く普及し業界や社会を変える力を持って行きます。改装可能賃貸の普及にも全く同じ事が言えると感じました。今徐々に広がりつつありますが、それは、一部の初期採用者に対してのみと考えるのが正しい見方なのだと思います。

「キャズム」を越えるためには?

多数派に対して、実利に直結するという事や、導入がスムーズである事を、具体的に分かりやすく伝える必要があるとの事でした。そういう視点で見てみると、改装可能賃貸の普及において情報の絶対量がまだまだ不足しているため、まずは、誰でもその情報にアクセス出来る状態にしておく事が、最低限必要な事だ感じました。

もちろん、その情報提供の中では新しいライフスタイルとして改装可能賃貸をブランディングする事も重要になって来ます。流れで考えてみると、

・改装可能なライフスタイルをかっこ良く広め

・やりたいと思ったときにやり方がすぐ分かり

・実際やるのも簡単で

・万人が導入しやすい仕組みが整っている

といった所でしょうか。まだまだ考察が浅いですが、今後こういったマーケティングの理論も織り交ぜて考えるようにしてみます。