アイランドキッチンを作ろうPJ

アイランドキッチンを作りました。
正確には、キッチンと対面した作業台なのですが、アイランドキッチンと呼ばせてくださいw

アイランドキッチンとは

システムキッチンやキッチンセットの一部または全部を部屋の中に島型に独立してレイアウトする手法。(出典:コトバンクより)

キッチンセットの一部を島型に独立させても、アイランドキッチンと言うとの事で、やっぱり僕が作ったのはアイランドキッチンとします。料理は全くしないのですが、これをきっかけにちょっとはがんばろと思います。

材料

設計、材料調達、塗装、組み立ての工程全部で7時間ほどで完成できました。

<材料>
※トータル約¥15,000

・木材(合成材)

・木ネジ

・ペンキ

・クリア(防水用に使用)

・木工ボンド(木材の仮止めに使用)

こだわりたい場合は、無垢の木材を使っても良いと思いますが、これくらいのサイズの物になると、木材の曲がりや湿気による変形を計算しなければなりません。

一方、合成材であれば湿気による曲がりは限りなく少ないので、価格も安い合成材をおすすめします。

 作業手順

まずは、作成イメージを簡単にスケッチします。ある程度固まったら、どんなサイズの木材がどれだけ必要か計算してください。

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精密に描く必要は無いと思います。必要な材料が分かったら、その寸法をメモしホームセンターに行って購入します。最近ではカットをしてくれる所が多いので、お店で切ってもらうと良いと思います。材料がそろったら、次は塗装です。

安い木材でも、ワックスを塗るといい感じにみせる事が出来ます。

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写真はワックスを塗る前と塗った後です。合成材も味のある木材に速攻で変わります。ちなみに使用しているワックスは、BRIWAXという蜜蠟ワックスです。

さらに、今回はキッチン周りに使用しますので、ワックスで塗った上からクリア(透明塗料)を塗布します。

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これで、水などをこぼしても木にしみ込んで駄目になってしまうのを防ぐ事が出来ます。残りの材料は、色を付けたいので、続いて塗料を塗っていきます。複数の色や、ワックスを使う場合、木材を組んでから塗ってしまうと、色を塗り分けるのが難しいです。

ですので、あらかじめパーツ毎に塗料を塗った物を用意しておくと、きれいに仕上げる事が出来ます。

パーツさえそろってしまえば、もうあとはIKEAで買った家具を組み立てるのと要領は何も変わらないと思います。事前にイメージした通りに木材を組み合わせていくだけです。

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主要な木材は、あらかじめボンドで接着しておくと後で木ネジで接合しやすくなります。

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土台が出来た段階で、設置箇所を決めます。場所が決まったら、残りの木材を組み立ててしまいます。・・・完成!

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写真では完成しているように見えますが、まだ中身はスカスカです。
大枠が出来上がったので、ぼちぼち作業台内部の棚を完成させていきます。

家具の値付けについて

今回、大きな作業台を作りましたが、トータル¥15,000で完成させる事が出来ました。

同じようなサイズの物を店で購入する場合、量販店であっても¥50,000はしてしまうと思います。※材質はいったん無視します。

以前から疑問に思っていた事ですが、材料費だけで考えた場合、明らかに家具ショップで購入できる家具は割高です。しかし、家具工房で一日弟子入り体験をして、その理由が分かりました。家具の価格の半分以上は職人さんの人件費なのです。

<テーブルを7日間で製作する場合のざっくり内訳>
※無垢材を使った場合
・材料費:¥50,000
・人件費:¥70,000
・合計:¥120,000
※電気代等の雑費はいったん置いときます。

1人工だいたい¥10,000で計算するそうです。上記のようなテーブルを仮に同時並行で1ヶ月に10脚作れたとして、1ヶ月の収入は¥1,200,000、そのうち手元に残るのは、諸経費も抜いて大体¥500,000程です。

作った物が全て売れるとも限らないので、実際はもっと少なくなります。上記のように考えると、家具の値段も納得できます。人件費もしっかり家具の売値に反映しないと、赤字になってしまうのです。

家具業界で食べていくには?

ここをしっかり考えずに、夢だけで飛び込むと上記のようにかなり高い確率で痛いめにあうと思います。ですので、作りたい!という想いも大切ですが、どう儲けるか?もしっかり考えるようにしなければならないと感じました。

▼ 高い技術力とブランド戦略

人件費の部分を膨らませる戦略です。技術力と、家具の価値を消費者に認知させる事が出来れば、それが可能になります。人工を2倍で計算すればその分儲けは2倍になります。

▼ ワークショップ

原価がかからない収入を増やす作戦です。最近では個人工房さんでよく行われている手法です。例えば、「手作り木製リングを作ろう!」みたいな感じで、3時間ほどのワークショップを開催し、1人あたり¥10,000の値付けにしてしまえば、参加者が増えただけ収入になります。

ただし、プレゼンスキルとみんなが参加したい!と思えるようなワークショプの設計が重要になります。

▼ 上流工程に携わる

インテリアコーディネートや、インテリアの企画に携わる作戦です。こちらも原価なしで、企画料等の収入を得る事が出来ます。家具製作やコーディネートで実績がある事が前提なのでいきなりは難しいと想います。

結論、家具の製作だけでやっていくのは難しいと言う事です。家具を作り続けるためには収入源を複数想定し、どの分野をメインで勝負していくのかしっかり見定めなければならないと、改めて認識いたしました。