メガネにタイポグラフィのストーリーを投影『TYPE』

TYPEという眼鏡ブランドをご存知でしょうか?とても高いデザイン性で話題になっています。先ほどもroomieというキュレーションマガジンで取り上げられていました。

http://www.roomie.jp/2014/05/162734/

TYPEとは?

文字によるコミュニケーションにおいて、書体の違いがメッセージの伝わり方を変えるように、メガネのフレームのデザインの違いは、かける人の衣装に変化をもたらします。

(TYPEサイトより)

http://type.gs

タイポグラフィのストーリーをメガネへ

ブランディングの事例としてとても参考になるケースだと感じました。メガネを他のメガネと差別化しようとしたときに、

・素材
・デザイン性
・作り手の情熱
・生産地
・上記ひっくるめてのストーリー

等、いろいろな切り口があると思います。しかし今回のTYPEのケースに関しては、「タイポグラフィ」という一見無関係の要素からストーリーを引っ張って来て、上手くメガネに付与しています。

Helveticaのストーリーは、TYPEのメガネのストーリーになり、このメガネはユーザーに多くを語る事が出来るようになります。感度の高い若者や、デザイン関係の仕事をしている人には、Helveticaや、Garamondのファンが多いでしょうから、そういった人達にTYPEのメガネは高い確率でぶっ刺さるはずです。

こういうやり方もあるのかとまたまた目からぽろぽろ鱗が落ちました。Helvetica大好きなので、機会があれば1つ手に入れたいものです。

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