アイデア10「旅人不動産」

概要

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人口は減り、一方で建物は立ち続け空き家が深刻な問題となる近い将来。

ネガティブな捉え方をされがちですが、需要に対して、供給が過多の状態になるため、住まい手にとっては逆に選択肢が増える時代になるのでは?

 

一部の好条件の物件を除いては、賃料や物件価格が下がることで、検討対象に入る物件の数が増えます。また、働き方や価値観の変化によってより、自分らしい暮らし方が重視され、物件に対して求める条件も多様化。

 

ライフサイクルも、結婚~出産~子育て~独立~老後といったこれまで一般的とされていた流れの順番や、それぞれの期間の長さが変わり、より流動的にになるのではと考えました。

多様化するからこそ、その時々に合わせた暮らし方に対応できる柔軟な住まいが求められる時代は近いのではないでしょうか。

 

この先10年、住まい方のキーワードになりそうなことを予測してみます。

① 働き方の多様化(リモートワーク等)

② 住み方の多様化

③ 住み替えサイクルの短縮

④ ものを持たない身軽な生き方

 

特に③はニーズが増えるのに対して、日本の賃貸住宅事情が多くの課題を抱えている部分だと思います。(仲介手数料、伝統的な敷金礼金制度、高い引越し費用、現状回復義務などなど・・・)

ここに対する、解決の仕組みを提供できればまだまだ、住まいの分野に革命を起こせるのではないでしょうか?

 

ニーズ

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<登場人物>

・大家さん

・住人

 

<大家さんのニーズ>

・安定的な家賃収入

・管理コストの削減

・所有物件の物件価値向上

 

<居住者ニーズ>

・ライフスタイルによって暮らしを自由に変えたい

・気軽に引っ越しできるようにしたい

 

 

ソリューション

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▼コンセプト

旅するように暮らそう

 

▼サービス

自由な暮らし方を実現する、賃貸住宅ネットワーク

 

▼サービス概要

・都心や主要都市に賃貸物件のネットワークを形成

・従来の賃料という形式ではなく、会員費用という料金形態

・最低1回以上は同ネットワーク内の物件で引っ越す、もしくは更新する条件

・入会時に審査、継続年数や貢献度に応じて優遇・特典

・会員費用と更新費用以外は一切かからない

└仲介手数料不要

└初期費用不要

└同ネットワークの物件は引っ越し費用一部補助/レンタカー代程度

・契約は最短1年、最長2年

・2年以上住む場合は更新料が発生する

※2年スパンで引っ越す前提

・現状回復義務なし、改装自由

・水回りのみしっかりした設備、その他は改装自由

・家財の放置OK(メルカリ・アッテ・ジモティ等と連携)

・鍵はすべて暗証番号化、引っ越しのタイミングでリセット

・万一空きが出た際の、民泊利用

 

 

<賃貸物件ネットワークについて>

・大学・専門学校周辺駅の物件確保を強化

・人生最初の引っ越しタイミングで会員に引き込む

・その後はネットワーク内の物件でユーザー回遊

・1人あたりのLTVをネットワーク内で最大化することで収益を上げる

・広告や宣伝は一切行わず、ネットワーク内の需給バランスの最適化をAIで行う

・収集した会員データを利用して、会員に対して生活に必要な商品を広告として展開

※Facebook等の外部メディア連携も検討

 

<居住者へのソリューション>

・不透明な初期費用や仲介手数料、引っ越し費用からの開放

・改装自由な住空間

・会員専用プラットフォーム

 

<大家へのソリューション>

・仲介会社に払っていた仲介手数料や、管理コストの削減

・良質な会員組織による継続的な収益

 

 

 

想定される課題

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・ネットワーク内での良好な需要・供給バランスの維持

→AIの導入による、家賃相場の算出と賃料策定

※会費の基本料プラスアルファで需給バランスに応じた、追加費用の設定

→会員審査の厳格化

 

・賃貸契約の工数について

→仲介手数料を、大家からも居住者からも徴収しない前提

→契約フォーマットの整備徹底、オンライン化(法的に対応できるかは要確認が必要だが・・・)

→仲介会社が担っていた契約面の役割を巻き取れる仕組みの構築

 

 

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